機構長挨拶

佐宗 章弘

未来社会を切り開く
イノベーション創出を目指して

わが国では、「科学技術イノベーション総合戦略2017」において、新たな社会「Society 5.0」の実現と推進が掲げられ、政府、産業界及び学術界が互いの活動を真に連携させ、国民参加の下で推進していくことが提唱されています。

名古屋大学は、「NU MIRAI2020」において、「世界屈指の研究大学になること」を基本目標に掲げており、2018年3月には指定国立大学法人に指定され、「世界最先端の研究拠点群形成」、「知識基盤社会の中核となる博士人材の育成」、「産業界と連携したイノベーション創出」などを推進すべく、多くの改革を進めています。

未来社会創造機構は、最先端の産学連携プロジェクトを推進するため、「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム」の採択を機に、学内諸組織の協力を得て、部局や研究領域を横断してプロジェクトに取り組む組織として設立されました。本機構では、産学官連携によるアンダーワンルーフのコンセプトに基づき、緊密な共同研究・開発を推進するCOIプログラムや「産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)」といった大型プロジェクトの実施主体として、協調領域の研究プロジェクトを主導しています。

また、本機構が中心となって申請し、採択された文部科学省「オープンイノベーション機構の整備事業」では、研究成果を社会実装に結び付けるためのプロモーション機能を担うオープンイノベーション推進室を設置しました。民間企業出身の専門家を登用することにより、競争領域を中心とした大型共同研究のマネジメントを可能とする体制を構築し、社会実装を目指す次世代産業の提案に取り組んでいます。

本機構では、今後も参画する企業、大学、行政と協力・連携して事業を推進して参りますので、関係の皆様のご理解とご協力、ご鞭撻をいただければ幸いです。

2019年4月

名古屋大学未来社会創造機構長
佐宗 章弘