藤掛研究員・田中特任准教授らが「HCGシンポジウム2017」において最優秀インタラクティブ発表賞を受賞

2017/12/18


 12月13日から15日にかけて石川県金沢市にて開催された「HCGシンポジウム2017(主催:電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ)」において、名古屋大学COI 支援手法開発グループの藤掛研究員・田中特任准教授(ともに名古屋大学 未来社会創造機構)らが最優秀インタラクティブ発表賞を受賞しました。

 

 両名は、既存の小型ロボットを使用した車載可能なシステムとして、運転中の見守り支援や運転後の振り返り支援を行なう「ドライバエージェント」の研究開発を進めています。
 今回は、ドライバエージェントによる運転支援への受容性や印象が、受け手であるドライバの性格等の特性によって異なるかどうかを検討した結果を報告しました。実験の結果、ドライバの情緒安定性がエージェントによる支援への受容性に影響することが示されました。また、発表では小型ロボットを用いてドライバエージェントシステムのデモも合わせて行いました。この研究成果報告とデモが高く評価され、受賞となりました。

 

・安全適性検査によるドライバ分類と運転支援エージェントに対する主観的評価の検討
  藤掛 和広、田中 貴紘、米川 隆、稲上 誠、青木 宏文、金森 等(名古屋大学)

 

講演抄録 https://www.ieice.org/ken/paper/20171213Zbyk/
HCGシンポジウム2017 http://2017.hcg-symposium.org/

 

当日の様子
(左から、田中特任准教授、藤掛研究員)

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