あすけあいプロジェクト「里モビサークル」が出発式を行いました

2018/01/31


 平成30年1月18日に愛知県豊田市足助町の足助交流館にて、約100名の参加者を得て、あすけあいプロジェクト「里モビサークル」が出発式を開催いたしました。

 

 あすけあいプロジェクトの一環として、中山間地域における高齢の方の日常生活での移動のために、地域住民とともに超小型モビリティを改造し、里モビとして活用する「里モビサークル」に取り組んでいます。
 このたび、その中の1台が、住民が地域の課題やニーズを踏まえて改造した「中山間地に適した二人乗り超小型モビリティ」として、日本で初めて車両登録の認可を受けました。

 今回の出発式は、これら「里モビ」を地域の方に広く周知し、サークル活動への参加を促すために開催されました。

 

 出発式では、豊田市の太田市長によるご挨拶の後、太田市長や里モビメンバーなどによるテープカットが行われました。
 その後行われた「里モビ」の試乗会では、太田市長らを乗せた里モビ5台が足助地区を走行しました。
 乗り心地を体験された太田市長からは、「中山間地の暮らしを支える仕組みづくりはその地から出る発想をいかに生かすかに懸っている。この車は住民の皆さんの知恵と工夫が詰まっておりとてもすてきだ」とのコメントをいただけました。

 

 なお、当日は、新聞やテレビによる取材もあり、取組への関心の高さがうかがえました。
 今後も、中山間地の課題解決のために、地域住民の方と協力し、里モビをよりよいものにしていきます。

 

テープカットの様子 車両登録の認可を受けた里モビ

 

※あすけあいプロジェクトとは、
 中山間地域における住民、特に高齢者の生活の質や、地域の持続性を向上させるための取組みとして、トヨタ・モビリティ基金の助成を受けた名古屋大学COIの活動です。

 

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