「e-MoShareオープニングイベント(7/10)」を開催しました

2018/07/17


 平成30年7月10日、名古屋大学 ナショナルイノベーションコンプレックスのIdea Stoaにて、「e-MoShareオープニングイベント」を開催いたしました。

 

 名古屋大学COIと、名古屋大学 GaNプロジェクトとの連携活動の一環として、広大な東山キャンパス内の各研究施設を有機的につなぐ移動手段の実証研究として、「電動モビリティ共用事業(e-MoShare)」を開始する運びとなりました。
 今回の実証研究では、低炭素社会を実現するための省エネルギー研究、ならびにモビリティ・シェアリング、およびそこでの自動運転研究にも資することを目的に行われます。また、離れた研究施設間を結ぶ移動手段として活用することにより、異なる領域の融合・多彩な研究領域の連携を図り、研究の活性化につなげます。

 

 今回使用する車両は、超小型EV コムス(トヨタ車体製)です。まずは3台で開始し、年度内に6台に増やす予定です。また、充電施設付きステーションも2か所設置します。当面は東山キャンパス東地区内に利用を限定しますが、将来的には学外での走行や、研究開発中の自動回送機能(オートバレーパーキング)の実装も想定しています。

 

 オープニングイベントでは、まず名古屋大学 松尾 清一総長が挨拶した後、森川 高行研究リーダー(名古屋大学 未来社会創造機構)が実証実験の概要や連携内容を、天野 浩教授(名古屋大学 未来材料・システム研究所)からGaNプロジェクトを、それぞれ紹介しました。

 

 その後、会場を外に移し、コムスの試乗会を行いました。シェアリングで使用するコムス3台による走行の他に、名古屋大学で研究開発をしている自動運転機能を搭載した「ゆっくりコムス」の展示も行いました。

 

当日の様子

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