未来社会創造機構が豊山町と連携協定を締結しました

2018/10/18


名古屋大学 未来社会創造機構は、平成30年7月31日愛知県豊山町と連携協定を締結しました。

 

本協定を締結した目的は、名古屋大学COIが掲げるビジョン「高齢者が元気になるモビリティ社会の構築」を豊山町も共有し、産官学連携による共同研究成果の社会実装により、地域の発展に貢献することです。

この締結を機に、名古屋大学COIでは、これまでの成果をもとにした認知症・フレイル(虚弱)を予防するプログラムを豊山町にて実施し、その効果検証を行います。

 

具体的取組み

名古屋大学COIでは、葛谷 雅文教授(名古屋大学 未来社会創造機構)がリーダーを務める抗老化ユニットが、高齢者の認知症・フレイル(虚弱)予防のための研究開発を行っています。

取組み成果の社会実装により、高齢者が住み慣れた地域で出来るだけ長く自立した生活を送ることができる介護予防事業に寄与することを目指しています。

そのひとつとして、健康増進のための講義や気軽な運動などの情報を提供する「健康長寿プログラム」の作成に取り組んでいます。

 

豊山町との協定で掲げられている「健康福祉の向上」に資する取組みとして、抗老化ユニットが豊山町と地域在住の高齢者の協力を得て、「健康長寿プログラム」の放映と効果検証を行ないます。

 

連携協定締結式

平成30年7月31日、豊山町役場にて、連携協定締結式を開催し、服部 正樹豊山町長、財満 鎭明理事・未来社会創造機構長が連携協定書にサインしました。

財満理事は、研究開発成果の社会への還元のためには、自治体との密接な連携が不可欠と挨拶しました。服部町長は、高齢者の健康寿命の延伸のほか、研究フィールドとしての連携・協力が、地域の発展にもつながると挨拶しました。

 

豊山町服部町長と名古屋大学財満理事

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