高蔵寺ニュータウンにて新たなモビリティサービスの実証実験を開始しました(11/12-2/29)
2019/11/29
11月12日(火)から来年の2月29日(土)の約3か月半の間、愛知県春日井市高蔵寺ニュータウンにて、新たなモビリティサービスの実証実験を、名古屋大学と春日井市を中心に行います。
名古屋大学COIは、春日井市と連携し、高齢者等の免許返納後の外出機会の維持・創出や、高齢者をはじめとした多様な世代での過度に自家用車利用に依存しない外出手段の確保を目指しています。
今回実証するのは、ゆっくりカート(今回は手動運転にて自動運転を模擬)を利用した移動サービスと相乗りタクシーです。
いずれも免許返納後の移動手段を想定し、利便性と経済性を両立したサービスとして検討しています。
「ゆっくりカート」(手動)を活用した移動サービスの実証実験は、11月12日(火)から11月22日(金)の間に行います。
自宅周辺からスーパーやバス停まで、といった近距離の移動を担うサービスを想定し、地域の方に体験乗車をしていただきます。なお今回はサービスの有用性を検討するために、事業化後をシミュレーションするため、となります。
相乗りタクシーの実証実験は、11月12日(火)から来年の2月29日(土)の約3か月半、行います。
相乗りタクシーは、タクシーの利便性を維持しながら、「相乗り協力割引」を適用することで、通常よりも運賃が約5割引で利用できるサービスとして設定されています。今年の1月から2月にかけて実施した実証実験の結果を踏まえて、今回はオンデマンド型(即時呼び出し)とし、専用サイトのほか電話でも呼び出すことを可能としました。
2つの実証実験の内、相乗りタクシーの方は事前登録などが必要なく、運行範囲内であればどなたでも利用できます。多くの方に利用いただくことで、免許返納後の移動手段としての有用性、利便性、および経済性などを検討します。
本件の詳細及びお問い合わせは、下記の春日井市の案内ページよりお願いします。
案内パンフレット表面 |
案内パンフレット裏面 |
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