「第9回CASE研究会(9/6)」を開催しました
2019/10/28
9月6日(金)、名古屋大学 ナショナルイノベーションコンプレックスにて、「第9回CASE研究会」を開催しました。
今回のテーマは保険です。自動運転社会を見据え、保険会社が果たす役割や調査のあり方などを議論するため、3名の講師をお迎えしました。
今回の講師は、西岡 靖一氏(セゾン自動車火災保険株式会社 執行役員・前 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 自動運転タスクフォースリーダー)と新海 正史氏(損害保険ジャパン日本興亜株式会社 自動運転タスクフォースリーダー)、阿部 光弘氏(三井住友海上火災保険株式会社 損害サポート業務部 技術部長)でした。
講演1では、西岡氏から「保険会社の自動運転に対する取組み~法的責任と保険会社の役割~」と題し、自動車保険の仕組みをわかりやすくご説明いただいた上で、現在までの法的責任議論の状況と今後の課題についてお話しいただきました。
新海氏からは、「自動運転時代、『事故に備える損保』から『事故を防ぐ損保』へ」と題し、自動運転の社会実装に向けた先進的取組などについてご紹介いただきました。〔講演資料(クリック)〕
講演2として、阿部氏から「EDRデータの活用実態と課題」と題し、昨今積極的に活用されてきている車載型記録装置のイベントデータレコーダーを活用した損害調査について、豊富なご経験を踏まえた最先端のお話をしていただきました。
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西岡氏の講演の様子 |
新海氏の講演の様子 |
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阿部氏の講演の様子 |
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次回は「社会受容性」をテーマに、10月18日(金)の開催を予定しております。
講師として、宮木 由貴子氏(株式会社第一生命経済研究所 調査研究本部 ライフデザイン研究部 首席研究員)と、谷口 綾子氏(筑波大学 大学院システム情報工学研究科 准教授)をそれぞれお招きします。
〔今後の予定〕
第10回 10月18日(金)
第11回 11月19日(火)
第12回 12月20日(金)
〔これまでの開催〕
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