【3/14開催】名古屋大学COI最終成果報告会
2022/02/21
◆ 画像をクリックすると開催チラシ(PDF)をダウンロードすることができます
名古屋大学COIは「最終成果報告会」をリアルとオンラインのハイブリッド形式で開催します。
2013年に活動を開始した名古屋大学COIは、「高齢者が元気になるモビリティ社会」をビジョンに掲げ、全ての人が自らの意思でいつでもどこへでも移動できることで高齢になっても“元気に笑顔で活躍できる社会”の実現を目指してきました。
本拠点では社会科学的観点を取り入れた研究開発を、大学や企業の枠を越えた人や現場の協力を得て進めてきました。本報告会では、これまでの9年間の取組みと成果、その社会実装の姿についてご報告します。
加えて、これまでの取組みを踏まえ、大学改革や産学連携を切り口にこれからのイノベーションについて考えるクロストークを、大学、産業界、そして政策立案というそれぞれの立場の有識者をお招きして行います。
ポイント1拠点から生まれた研究開発成果と社会実装の姿を報告
拠点ビジョン「高齢者が元気になるモビリティ社会」の実現を目指した研究開発において重要となったのが、拠点で社会実装を目指す製品やサービス、社会システムが、どの程度「高齢者が元気になる」ことに貢献できるのか、ということでした。
加えて、技術的に最良であるだけでなく、それを使う人や現場にとって最適であることも、社会実装には重要です。そのため、当拠点では自治体や地域住民、想定顧客である人や現場の協力を得て、実証実験を繰り返し行ってきました。
そのため、「元気な状態」を社会科学的観点から「well-beingが高い状態」と操作的に定義するとともに、これと強く関連する要素である「日々の健康」、「自由な移動」、そして「社会参加」の3つの観点をビジョン達成のための3本柱とし、研究開発の指標としました。
加えて、技術的に最良であるだけでなく、それを使う人や現場にとって最適であることも、社会実装には重要です。そのため、当拠点では自治体や地域住民、想定顧客である人や現場の協力を得て、実証実験を繰り返し行ってきました。
本報告会では、以上のような本拠点の研究開発とその成果についてご報告するとともに、製品やサービス、社会システムといった社会実装の姿をお見せします。
ポイント2ポストコロナ時代のイノベーションを考えるクロストーク
登壇者
角南 篤氏 (笹川平和財団 理事長、政策研究大学院大学学長特別補佐 客員教授)
梶川 裕矢氏 (ビジョン3 ビジョナリーメンバー)
古賀 伸彦氏 (トヨタ自動車株式会社 未来創生センター長)
大谷 朋広氏 (株式会社KDDI総合研究所 執行役員)
松尾 清一 (東海国立大学機構 機構長、名古屋大学 総長)
モデレーター 森川高行(名古屋大学COI研究リーダー)
詳細はクリック
COIプログラムが開始してからこれまで、社会では「モビリティ(移動性)」関する大きな変化がありました。自動車業界の変革を象徴するCASEや、新しい移動の概念であるMaaSといった技術革新による変化は、人々の移動を拡張する方向へと働くものでした。一方で、世界保健機構(WHO)によってパンデミック宣言がされた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、人々の自由な移動を制限しています。
COVID-19が収束したポストコロナ時代は、これまでと大きく異なる社会になっているかもしれません。
そのような未来で求められるイノベーションとはどのようなものでしょうか。そして、その実現のために、大学や産業界、国はどのような役割が求められるのでしょうか。
本報告会では、大学、産業界、そして政策立案というそれぞれの立場の有識者をお招きし、大学改革、産学連携およびイノベーションエコシステムを切り口に、「ポストコロナ時代におけるトランスフォーマティブ・イノベーション」についてクロストークを行います。
みなさまのご来場・ご視聴を心よりお待ちしております。
- 日 時2022年3月14日(月) 13:00~17:45
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参加方法リアル・オンラインのハイブリッド形式(いずれも参加費無料)
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リアル会場 東海国立大学機構 名古屋大学 東山キャンパス ESホール
会場が変更になりました(3/7) - オンライン 参加申込いただいた方に、後日配信URLをご案内します。
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リアル会場 東海国立大学機構 名古屋大学 東山キャンパス ESホール
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定 員ホール会場:80名
会場変更に伴い定員も変更となりました
オンライン:1000名程度
*いずれも先着順 - 主 催東海国立大学機構 名古屋大学 未来社会創造機構
リアル会場の受付は終了いたしました。当日受付はできかねます。(締切:3/10)
-
Gメール宛の自動返信メールが届かないエラーが発生しています。
可能でしたら、他のメールアドレスをご利用ください。 -
すでにお申込みいただいた方には、運営より別途ご連絡差し上げます。
ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
〔ご参加にあたって〕
- 新型コロナウイルス感染防止対策について
- ご来場される方はマスクの着用をお願いします。
- 当日、体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。
- 受付にて、手指消毒および検温を実施しますので、ご協力をお願いします。
- 事前申込がない方の当日会場参加はできかねます。
- 新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて、開催形式をオンラインのみに変更する場合があります。
- オンライン参加について
- 視聴方法は、お申込みいただいたメールアドレス宛にご案内いたします。
- スマートフォンやタブレットから視聴される場合は、事前にアプリをダウンロードいただけますとスムーズに参加いただけます。
- パソコンからの場合は、インターネットブラウザからでも視聴できますので、アプリのダウンロードは必須ではありません。
〔問合せ先〕
東海国立大学機構 名古屋大学 未来社会創造機構COIアウトリーチ担当
Email:info@coi.nagoya-u.ac.jp
〔プログラム〕
12:30~ 会場受付開始
開会・主催者挨拶
- 開会挨拶 松尾 清一(東海国立大学機構 機構長、名古屋大学 総長)
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主催者挨拶 畔柳 滋 (名古屋大学COI 拠点長、
トヨタ自動車株式会社 未来創生センターR-フロンティア部 担当部長)
来賓挨拶
- 濵口 道成氏(科学技術振興機構 理事長)
- 水野 正明氏(ビジョン3 ビジョナリーリーダー)
- 井上 睦子氏(文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課 課長)
研究・開発事業成果紹介
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地域ニーズに合った移動手段を住民と共創し、持続可能なモビリティ社会を実現
- 金森 亮 (名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授)
- 赤木 康宏(名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授)
- 三輪 富生(名古屋大学 未来システム材料研究所 准教授)
- 中村 俊之(名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授)
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新しいモビリティサービスのための情報通信システム
- 杉本 修 (株式会社KDDI総合研究所、名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授)
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交通社会ダイナミックマップ
~交通状況をリアルタイムに把握する情報プラットフォーム~- 渡辺 陽介(名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授)
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ドライバの認知・判断・操作を支援する知能化モビリティ
- 平山 高嗣(人間環境大学 教授、名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授)
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運転行動に関連する心身機能を幅広く継続的に収集・分析し、
安全・安心で自由な移動の実現を後押し- 青木 宏文(名古屋大学 未来社会創造機構 特任教授)
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RHMIを介した運転支援・振り返り支援による運転行動改善の試み
- 田中 貴紘(名古屋大学 未来社会創造機構 特任教授))
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健康・運転寿命の延伸プロジェクト
~地域で展開するフレイル・認知機能低下予防対策~- 葛谷 雅文(名古屋大学 未来社会創造機構 教授)
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歩きたくなる気持ちを大事に、
一人ひとりに最適な運動負荷を提供する歩行トレーニングロボット- 山田 和範(名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授)
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ウェルビーイングを支えるがん診断・分析デバイス
- 小野島 大介(名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授)
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名古屋大学COIにおける総合知の活用~人文・社会科学的アプローチ~
- 上出 寛子(名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授)
- 中川 由賀(名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授、
中京大学 法学部 教授、中川法律経営事務所 弁護士)
クロストーク
ポストコロナ時代におけるトランスフォーマティブ・イノベーション
大学、産業界、そして政策立案というそれぞれの立場の有識者をお招きし、大学改革や産学連携を切り口にクロストークを行います。
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登壇者
- 角南 篤氏 (笹川平和財団 理事長、政策研究大学院大学学長特別補佐 客員教授)
- 梶川 裕矢氏 (ビジョン3 ビジョナリーメンバー)
- 古賀 伸彦氏 (トヨタ自動車株式会社 未来創生センター長)
- 大谷 朋広氏 (株式会社KDDI総合研究所 執行役員)
- 松尾 清一 (東海国立大学機構 機構長、名古屋大学 総長)
- モデレーター:森川高行(名古屋大学COI研究リーダー)
閉会挨拶
森川 高行(名古屋大学COI研究リーダー、名古屋大学 未来社会創造機構 教授)
〔問合せ先〕
東海国立大学機構 名古屋大学 未来社会創造機構COIアウトリーチ担当
Email:info@coi.nagoya-u.ac.jp
〔これまでのシンポジウム・ウェビナー〕
自動運転の社会実装に伴う法律問題を考えるシンポジウム(資料あり)
連続ウェビナーシリーズ 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回
成果報告シンポジウム
公開:2022年 2月21日
更新:2022年 3月 7日
2022年 3月10日
2022年 3月14日