「第10回CASE研究会(10/18)」を開催しました
2019/10/28
10月18日(金)、名古屋大学 ナショナルイノベーションコンプレックスにて、「第10回CASE研究会」を開催しました。
今回のテーマは社会的受容性でした。社会的受容性は、法律問題を考える上でも非常に重要な要素である一方、これを可視化することは簡単ではありません。
そこで今回は、自動運転の社会的受容性について取り組んでおられる方々を講師としてお迎えしました。
講師は、宮木 由貴子氏(株式会社第一生命経済研究所 調査研究本部 ライフデザイン研究部 主席研究員)と、谷口 綾子氏(筑波大学 大学院システム情報工学研究科 教授)でした。
講演1として、宮木氏から「人生100年時代におけるモビリティ―自動運転の普及と消費者意識―」と題してお話しいただきました。自動車・自動運転に関する大規模なアンケート調査を基に、様々な視点からの分析結果をご説明いただくとともに、自動運手の社会実装に向けた行政・事業者・消費者の連携のあり方についてお話しいただきました。
〔関連資料2. 第一生命経済研究所 ライフデザインレポート、2019.10.(外部サイト)〕
講演2として、谷口氏から「自動運転システムの社会的受容性―規定因と変容可能性に着目して」と題し、日本における調査に加え、イギリスやドイツといった海外における調査も踏まえ、自動運転システムの社会的受容性に関する分析結果をお話しいただきました。〔講演資料(クリック)〕
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宮木氏の講演の様子 |
関口氏の講演の様子 |
次回は11月19日(火)の開催を予定しております。
講師として、赤津 洋介氏(名古屋大学 大学院工学研究科 特任教授)、佐藤 昌之氏(特定非営利法人 ITS Japan 法務主査)、及びStephane Dreher氏(ERTICO-ITS Europe, Senior Manager)をそれぞれお招きします。
なお、Stephane Dreher氏の講演は英語で行われますが、同時通訳が入る予定です。
〔今後の予定〕
第11回 11月19日(火)
第12回 12月20日(金)
〔これまでの開催〕
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