「第13回CASE研究会(1/17)」を開催しました
2020/01/28
1月17日(金)、名古屋大学 ナショナルイノベーションコンプレックスにて、「第13回CASE研究会」を開催しました。
今回の講師は、金森 亮氏(名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授)、および近藤 博之氏(名鉄バス株式会社 取締役)でした。
講演1では、金森氏から「モビリティサービス “デザイン” と高蔵寺NTでの取組み紹介」と題し、サービス創出に関する既存の手法を紹介いただいた後、高蔵寺ニュータウンにて実証実験中のモビリティサービスのデザインについて、その具体的な取組みを紹介いただきました。
講演2では、近藤氏から「名鉄グループの自動運転実証実験について」と題し、名鉄バス株式会社の事業紹介や東海地域の交通に関する状況について紹介いただいた後、愛知県内で行なった2つの実証実験について、バス事業者の視点からの紹介をしていただきました。
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金森氏の講演の様子 | 近藤氏の講演の様子 |
本研究会は、昨年1月から、毎月1回、理系・文系から一人ずつの講師をお招きして、開催してまいりました。
講師及び参加者の方々のおかげをもちまして、自動車のCASE化に伴って生じる法的・社会的問題について、理系・文系の分野をまたぎ、産官学の枠を越えて、率直な情報交換・意見交換をさせていただくことができました。
1年間の活動を終え、来年度は、活動方法を変更し、定期的な講演会は開催せず、我々が各地に出向き、関係機関・関係者の方々と意見交換をさせていただくことを通じて、知見を深めさせていただき、その成果等を踏まえて、年2回シンポジウムを開催することにいたしました。
最終回となる次回のCASE研究会は、時間を延長した拡大版として、「自動運転の社会実装に伴う法律問題を考えるシンポジウム」と題したシンポジウムとして開催いたします。
〔今後の予定〕
第14回 2020年2月10日(月) ※拡大版として開催いたします
〔これまでの開催〕
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